気ままに山あそび KuZu★Pinkアウトドア記録

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南アルプス「北岳」雨の山行【下り】

南アルプス「北岳」、標高3,000m地点の肩の小屋です。
今回は、強風・雨・濃霧の三拍子です。。。悲しい

肩の小屋 霧で視界が悪い

今朝になっても天気は回復せず、一向に昨日と変わらない状態でした。
しかも、風はさらに強くなっているかも…。強風

本当は頂上をめざす予定でしたが、パーティの状態と天候・危険度を考慮して、今回は登頂は断念しました。

…山は逃げないさ!

また次回登頂できる楽しみをもって、今回はここをあとにしました。
登頂を諦めたので、テントを撤収。
尾根脇の崖を下りると風がぴたりと止んだ。
この崖でずぶぬれのテントを畳み、準備を整えました。
荷物は全て雨に濡れてしっとりしていました。…水を吸って重い!悲しい
肩の小屋テント場、

昨日と同じ尾根筋を、今日も強風と小雨と戦いながら歩く。
一晩ぐっすり寝たせいか、意外にも体力・気力ともに元気。チョキ
すんなりと小太郎尾根の分岐へとたどり着きました。
登ってくる人たちは本当に辛そうでした。
昨日の私たちを同じ表情をしていました。冷や汗

小太郎尾根の分岐から少し行くと、白根御池小屋への分岐へと出ました。
5年前に下りたとき、相当下りがキツかったのでどうしようかと思ったのですが、同じルートを下っても面白みがないので、今回は御池小屋回りで下ることになりました。
下り始めるとすぐに雑木林の中になり、一気に下って行く、そんな感じの道でした。
黄色い花が沢山咲いていた

途中、私の父が所属する山岳会のメンバー(今回は全員女子でした)とばったり!楽しい
すてきなおばさま方は、昨晩御池小屋に泊まり、今日肩の小屋に泊まるそうです。
小屋泊まり…いいなあ。おうち
いつかはリッチにそんな縦走をしてみたい。そう思いながら、おばさま方の元気なパワーをもらい(向こうは私たちからパワーをもらったそうです)、ふたたび下り始めました。

下って、下って、1時間。
ようやく御池小屋のが見え始めました!
御池小屋への急な下り。通称「草すべり」
ここは「草すべり」という500mもの直登。
登りがキツいということは、下りも相当キツい。
雨で足下は滑りやすいし、太腿にずっと力を入れながら歩くので、かなり疲れました。

草すべりは目の前が開けているので、気持ちがいい。嬉しい
だけど、どうしても足下に注意がいってしまう。
足が疲れてきたので立ち止まってみると、正面の山の頂が雲が取れてきてきれいでした。
鳳凰三山、特徴的なきれいな山です☆
ようやく目の前の鳳凰三山が見えてきた

長い下りをようやくの思いであと少しのところまで来たら、
頭上に突然ヘリコプターが現れました。
隊員がロープでヘリからぶら下がって下りてきて、
何かただ事ではない様子。
ヘリコプターが上空に現れた

池のところまで下りてくると、ブルーシートにくるまった長いものを数人の男女が運んでいて、さっきのヘリコプターの隊員と話していました。

…もしかして、昨日倒れた男性か?
そのようでした。

たくさんの人たちが珍しがって写真を撮っていたけど、事情を知っている自分たちはそんなことはできませんでした。

白根御池小屋で休憩。
5年前に行ったときの工事中のプレハブ小屋とは大違い。
立派な建物が建っていました!
トイレも水洗の洋式で、目の前には「南アルプスの天然水をどうぞお飲みください」との水場も完備。星
すごいなあ〜! いつか泊まってみたいです。
だけど草すべりの直登は…辛いなあ。
綺麗に改装された白根御池小屋

10:00、御池小屋を後にし、ひたすら下山。
しばらくは等高線沿いに行くので、若干の起伏があり、山っぽさを演出。笑
展望のない森林の中をしばらく行くと、ギンリョウソウの群生地帯がありました。
数年ぶりに出会ったので、薮を押しのけ撮影。
群生を見たのは初めてで感動でした。植物
※ギンリョウソウについては以前の記事を参照ください☆
 記事:ギンリョウソウ(銀竜草)

ギンリョウソウ

今年は雨が多かったのかわからないけど、
全体的に植物が鮮やかで活き活きとしているように感じました。
ジメジメが好きな代表と言ったらきのこ。きのこオレンジ
図鑑で調べてみたけどイマイチ素人目にはよくわからないです。
ナラタケモドキとか、そのへんかなあ?
きのこの株

あまりに長くて急な下りで、最後はみんな足がぼろぼろ。ムニョムニョ
ゆっくりゆっくり下りました。
途中にベンチがあったり、木の階段があったりするところがまた大変さを物語る。
今回は足下が常にぬかるんでいたりしたので、本当に気を遣いながら歩きました。
下りはもう少し!
最後まで慎重に歩いてきます。ジョギング
慎重に下ります

1:30、ようやく広河原に戻ってきました。
ビールで乾杯といきたいところですが、帰りのドライバーのために我慢しょんぼり
バス待ちの間、バス停のそばの大きな岩でプチクライミング。
バスで芦安まで行って、そこの温泉に入って食事して帰りました。
温泉はやっぱりいい。生き返りました〜♪温泉
広河原のバス待ちでプチクライミング


今回は本当に雨の山行でした。雨
だけど、その分自分がどうにもできない自然(天候)を体感することによって、晴れの時とは違う楽しさもあったり、気づかされたこともたくさんありました。
また、今回事故を目撃することによって、自然の中での人間の小ささや弱さも感じました。
事故は内的要因(発作とか…)だったようですが、街とは違って病院にすぐ行けない場所。それもまた「自然」なんだと受け入れるしかなかったのでしょうか。

今までの晴れたときとはと違い、色々と貴重な経験をできた3度目の「北岳」でした。
次回登るときは、晴れて眺めの良い尾根歩きをしたいと思います。

北岳ありがとう!

またきっと行きます!楽しい


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この記事に対するコメント

おはようございます。

今回の記事、臨場感あってよかったです。男性が倒れてた、ってのはビックリです。

この時期、全国的に山は悪天候だったみたいですね。
俺の地元トムラウシも大変だったし、撤退は賢明だったと思います。

北岳3回目で初めて悪天候ならいいですよ。
俺なんか旭岳4回登って、未だに山頂からの展望を見ていません。

ブラダマンテ | 2009/07/23 9:19 AM
ブラダマンテさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。
先週のトムラウシの事故、びっくりしました。
ブラダマンテさんの地元だってすぐにわかったので、どうだったのかなあ〜と気になってたところでした。
その件があったので、今回の天候ではちょっと慎重になったのも事実なんです。

とは言うものの…明日から東北の岩手山、行ってきます☆笑
nakayu | 2009/07/23 11:32 PM
今回は大変だったみたいだね。
お疲れ様でした。
まるで自分も参加した気分になれる記事でした。

しかし本当に毎週のように行ってるんだね!いいなあ。

うちの下のが先日やっとこさ歩いたけど、山歩けるようになるのはあと何年?かかるのだろ。
背負っちゃえばいいんだろうけど、やっぱ重いのよ。死んじゃう。わたしが。
でも秋くらいには高尾くらいいきたいなあ。と目論んでおります。

岩手山も気をつけて行ってきてください!
awa | 2009/07/24 9:02 AM
>awaちゃん
訪問ありがとう!
ほんと今回は…いろいろ大変でした。笑

高尾山、デビューには最高の山だね♪
もしあれだったらサポートします。
荷物持ちとかに使ってくれ〜。
最近は17kgぐらいなら持てるので大丈夫。
MIZOの私一人分より思い荷物にはかなわないですが…。
高尾、小さい山だけどとても好きなのです。
いい山です。
nakayu | 2009/07/24 9:31 AM
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